美少女戦麗舞パンシャーヌ第1話「ママはスーパーヒロイン!」
ブログサーバがメンテナンス中だったため、
アップが遅くなってしまいました。
美少女戦麗舞(セレブ)パンシャーヌのレビュー、
開始します!
(第1話ストーリー)
朝の食卓で仲良く食事をする親子3人。
妻が夫の口元についたご飯つぶをとると、
夫も妻の口元についたご飯をパクリ。
さらに子供の口元にはご飯つぶが2つぶ!
それを夫婦2人でとってあげる。
この何とも平和な家庭の幸せをかみしめる妻、
新庄由美子。
夫を送り出し、子供を幼稚園に連れて行く。
帰宅して気が付いた。
「燃えるごみ」を出し忘れていた。
あわててゴミを出し、家に戻ろうとすると
ナゾの声が聞こえる。
「フローレンス!」
フローレンスとは由美子が高1のときに
神様に任命されてなっていた美少女仮面。
でも高3のときに正義の味方は辞退していた。
「この事は神様しか知らないはず。
でも神様がこんなところにいるはずないし・・・。」
悩んでいると、燃えるゴミの中から神様登場。
巻き込まれたくない由美子は無視して家に入ろうとする。
神様、必死に引き止めて由美子に泣きつく。
実は神様、お金に困っていた。
自販機のつり銭口をあさっていたところ、
正体不明の怪人に襲われたらしい。
でも襲われた理由がわからない。
由美子と話しているところに、例の怪人が出現。
神様と怪人は走り去ってしまった。
「もうああいう世界には戻りたくない。」
そう言って家に入ると、神様と怪人が食卓に。
「私の箸と茶碗使うのだけはヤメテー。
何でも言うこと聞くからぁ。」
すると待ってましたとばかりに神様、
「今日からお前を美少女仮面フローレンス・・・は、古いから
美少女戦麗舞(セレブ)、パンシャーヌに任命する。
まぁ、美少女って年じゃないけど。」
余計な一言にカチンとくる由美子。
「もし正体がばれたら、ナマコにする」
という神様。
変身アイテムは由美子のしていた結婚指輪に決まった。
コスチュームはお店「COSPATIO」にいって作ってきた。
ようやく準備完了。
「さぁ、怪人を倒せ」という神様。
ごはんを食べていた怪人も、パンシャーヌに向かってきた。
でも自宅で戦いたくはない。
怪人を別の場所に飛ばした。
どこかの屋上っぽいところでウロウロする怪人。
いつのまにかパンシャーヌは由美子に戻っており、
戦うのをいやがっていたが、神様に引きずり出される。
仕方なく戦うことにした由美子はパンシャーヌに変身。
「アンシャン・レジューム・トリコロール!」
そしてキメ台詞。
「花も嵐も踏み越えて、戦う愛のエレガント
美少女セレブ、パンシャーヌ参上!」
怪人、おもわず拍手。
ここでパンシャーヌ、短歌を披露。
「花の色は うつりにけりな いたづらに
我が身世にふる ながめせしまに」(by小野小町)
あっけにとられる神様。
パンシャーヌは教養あるところを見せたかったらしい。
とりあえず怪人と戦うパンシャーヌ。
必殺技「シロガネーゼアタック」。
「まっとうな心を持つことをお望みします。ピュアウェーブ!」
とすると、怪人は献血に向かった。
大きな注射器で一気に血を抜かれる怪人。(こんな献血ねーよ!)
献血していると自転車に乗った巡査が現れた。
由美子の夫の弟、清志だった。
パンシャーヌを見つけて「怪しい、名前は?」と問いかける。
「花も嵐も・・・美少女セレブパンシャーヌ!です。」
と名乗ると、
「自分のことを自分で美少女というなんて。
しかも美少女って年でもないのに。」
ここでも年のことを言われるかわいそうなパンシャーヌ。
署まで連行されそうになり、逃げるパンシャーヌ。
一方で思い悩み、泣く怪人。
パンシャーヌが理由を聞くと、実は怪人は女で結婚しており、
夫に「太りすぎだからダイエットしてこい」と
地球に放り出されたらしい。
ダイエットのため、保険を解約してまで買った運動器具が
まったく効果がなく、落ち込んでいた。
その運動器具を売りつけたのが神様だったのだ。
それでお金を返してもらうために追いかけていたのだ。
実は密かにその運動器具を持っていたパンシャーヌ。
効果のなさは実体験済み。
パンシャーヌは怪人と意気投合し、神様を追いかける。
そしてお金を返してもらい、石もぶつける(笑)。
神様を追い掛け回したおかげでダイエットになった怪人。
夫にケータイで連絡し、UFOで迎えに来てもらう。
怪人親子3人、感動の再会。
めでたしめでたし。
翌朝、夫と子供を送り出した由美子。
ゴミ置き場には、例のダイエット器具。
由美子が出したらしい。
今日は燃えないゴミの日?
粗大ゴミの日?
+++++
(感想)
この作品、第1話を見る限りでは、
いわゆる「特撮ヒーローもの」ではありません。
(すみません、不思議少女とかみたことないので)
敵は出てきましたが悪じゃないし、
(今回でいえば神様の方が悪?)
神様がヒロインに任命した理由も個人的なもの。
(自分が怪人に襲われているから)
どちらかといえば特撮モノのパロディに近い。
そして全体に漂う少女マンガ的トーン。
「ゴミの中から出現するドジな神様。」
「年齢を気にするヒロインとそれをつっこむ人々。」
「美形のお巡りさん。」
ストーリー構成はそれらを使ったショートギャグの連発。
ゆえにあらすじが書きにくいったらありゃしない(笑)。
これを演じる俳優陣がまた、全員素人じゃないかと思うほど。
これは新春かくし芸大会か?
でもウルトラ愛ではこれらをネガティブに捉えてはいません。
宇宙人が出てきたり、ヒロインが変身したりという非現実的な
ことは入っているけれど、内容の根幹は日常ドラマ。
昔でいうと「がんばれロボコン」とか「コメットさん」とか、
そんな雰囲気を感じるのです。
最近は「ケンちゃんシリーズ」や「あばれはっちゃく」のような
少年ドラマもありませんし、
ヒーローといえば敵を倒したり殺したりするものばかり。
パンシャーヌが今後どんな展開をしていくかはわかりませんが、
このままユルユル路線で行ってくれることを望みます。
もうひとつ。
パンシャーヌのヒロインは1人娘のいる奥様。
これが何とも微笑ましいようなエロいような。
主人公、新庄由美子を演じる矢吹春奈さんはまだ22歳とお若いのに、
あえて28歳のお母さん役に挑戦しています。
これがまたカワイイ。そして何ともいえない色気を感じます。
ぐらんどばん自身、現在子育て中のため、
非常にリアルに身近に感じます。
奥様がスーパーヒロインで良かった!
これがプリキュアのような中学生女子が主人公のドラマだったら
見なかったかも。
(プリキュア5は見てますが・・・笑)
今回のレビューは1話についてというよりも、
パンシャーヌ全体の感想になっちゃいました。
次回からは変わるかな?
最後にもうひとつだけつっ込んでおきます。
エンディングの親子3人横並びで歩くシーン。
パンシャーヌが主人公だからって、
奥さんを真ん中に旦那と子供が左右っておかしいよなぁ。
普通、子供が真ん中で両親が左右じゃない!?
まぁいいんですけど。
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コメント
うわ~、見逃したッ!!!!
でもぐらんどばん様のレビューでおおまかな内容は把握できました。
なんか主人公の姿みて「ポアントリン」を思い出したのは
自分だけではないはず(笑)
なんかシュールな作風で「ペットントン」のような不思議な世界観。
自分も「コメットさん」(大場久美子さんの方ね)は好きですし
今ではこのようなドラマ、ほとんど見かけなくなりましたね。
でもこれが中学生でしたらセーラームーンと同じですし全く魅了がない訳ではないです見る気も起きなかったでしょう。
このまま突っ走ってもらいたいですね☆
マジンガーZ対暗黒大将軍、レビューしました。
スラバですがTBしておきます。
投稿: doudeshiyou | 2007年4月 4日 (水) 22時47分
doudeshiyouさん、こんばんは。
ポワトリン、名前と大まかな姿だけは知ってます。
自分もそれ連想しましたが、なにぶん、話を知らないので(笑)。
コメットさんは自分が小学校時代、大場久美子さんのを見てました。
同時代にナッキーはつむじ風という榊原郁恵さんのドラマもやってました。
マジンガーレビュー、後で見に行かせていただきます。
投稿: ぐらんどばん | 2007年4月 4日 (水) 23時37分
ぐらんどばん さん
こんにちわ
以前 メビウスでの「メフィラスの遊戯」の際で
TBを頂きました「ぺこぽこ屋」のとこスです
自分もメビウスが終わって寂しい思いをしてました
(怪奇大作戦2で補完してました)
でもこの「美少女戦麗舞(セレブ)パンシャーヌ」
のレビューを拝見し
「ポワトリン」を代表とする
東映不思議美少女シリーズが大好きだったので
ぜひぜひこれから観てみたいと思います
作品を教えて頂きありがとうございました!
投稿: とこス | 2007年4月 8日 (日) 22時09分
とこスさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
メビウス終了の心の隙間をうめてくれるのは、
ライダーでも戦隊でもなく、パンシャーヌでした。
いやライダーも戦隊も好きですが、
毎度世界観がガラッとかわるのと、
この終わりなきシリーズもののレビュー始めてしまったら
苦しそうな気がしまして。
パンシャーヌのユルユル感を存分に楽しみたいですね。
投稿: ぐらんどばん | 2007年4月11日 (水) 19時13分